今回は、英・独の研究チームが光で恒常的に情報を記憶するチップを誕生させた!という内容について取り上げます。
ポイントはズバリ!世界初の不揮発性光メモリチップが実証されたことによって、現プロセッサより50~100倍も速いマシンを入手できちゃうかもしれないので、スーパーコンピュータに応用するとスゴい事になりそうです。
結局のところ、ROMなのRAMなの?
光ディスクに使われているゲルマニウム-アンチモン-テルル合金で構成した相変化材料(光に対し可逆的に反応する材質)へ光が当たった時に、結晶(原子)構造が変化するメカニズムを利用してデータを保存できます。
簡単に例えるならば、ON/OFFで鏡の向きが変わる時に光を通してデータを読み出せちゃうイメージです。
ただ現時点では、電子を光に変換してデータを記憶する際に電力を要するところがネックなため、もっと熱設計にゆとりが出来て省電力性能も伸びてくれると素晴らしい技術になります。
個人的には、回路内を電子の代わりに光子がビュンビュン飛び回る的な話を期待していたのですが、どうやら未来にお預けみたいですね。
果たして、今後もムーアの法則は守られ続けるのでしょうか!?
光で動くPCやスマホが早く出てきて欲しい!と切に願ってしまいます。
参照元:WIRED
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