いざ眠ろうと目を閉じると、「明日は会議の資料をまとめないと。それから会社に行く前に電気代の支払いも済ませて、あっそういやあの件の返信もまだできてない。それから、彼女からも電話があったな。何だろう…」と、あれこれ考えているうちに気が付けばこんな時間!なんてことありますよね。今回はそんな考え事から睡眠不足に陥らない方法を紹介します。
1.誘導瞑想でリラックス
いくつもの考え事をしていると、心身は眠ろうとするどころか逆に高ぶってしまいます。そんなときは誘導瞑想で身体の感覚や呼吸に集中し、自分自身を落ち着けましょう。リラックスできる動画や音楽に頼るのも良い方法です。
2.明日の計画を練る
あれもこれもと考えずに、翌日のスケジュールのみを考えます。問題点があれば、その打開策を具体的にメモに書き出しておきます。コツはベッドに横になる1時間以上前に終わらせること。そうすることで就寝直前はリラックスした気分へと運ぶことができます。
3.今日一日の処理
寝る前に1日の出来事を日記にする人は多いですよね。仕事の進み具合や、食事の内容、ストレスを感じた出来事などを書き留めることで頭の中も整理されます。その日あったことのみを書き出すより、自分がどう感じたか書く方が効果的です。
4.「考えない」ことを許可
頭の中でグルグル考え事が止まらないときは、眠る直前に考え事をしてもきちんとした答えが出せる人は少ない、ということを思い出してください。「たくさん考えた、今日はここまで」と割り切ってしまい、また明日考えることにしましょう。
5.ルールを決める
例えば、「夜9時以降または眠る1時間前に、大きな決断はしない」というような感じで、自分にルールを設定します。簡単なルールを守ることが、前もって決断することへもつながるのです。
あれこれ考えているときって、同じことばかりの無限ループで、結局答えも出ないもんですよね。すでに起きたことを振り返って後悔したり悩んだりしても、答えが出なければ無駄な時間になってしまうのかもしれません。ベッドの上で頭を悩ます状況になったら、上記のことを試してみては?それでも効果が得られず睡眠不足が続く場合は、専門家に相談してくださいね。
参照元:PsychCentral