BAR越しに、客とのコミュニケーションが不可欠なバーテンダーのお仕事。色んな人と会話をする機会がある彼らの間では、「客からコレ言われると相手を馬鹿にしてしまうわ」という質問がいくつかあるらしい。
「君が得意なのを一杯作ってくれる?」
カクテル作りにも難易度はあるが、この発言はあなたが「どんな味でも関係なしに飲んじゃう」タイプだと見なされる。なので、適当に一番簡単なのを作って渡されるはず。
「安いのはどれ?」
それはあなた。この場合「今日のドリンクスペシャルは何ですか?」と聞くのがスマート。
「ここで美味しいドリンクは?」
高飛車な感じの発言で、そのドリンク以外はダメだと言われているような気にさせられる。もう少し下手に回った言い方をしてみよう。
「何か甘すぎないのを作ってくれる?」
シロップ少なめなど調整は可能だが、人によって甘さのバロメーターは異なる。舌足らず過ぎるので、もう少し自分の好みの味を説明できるようにしよう。
「『ボブ・マーレー・カクテル』を作ってよ」
世の中には恐らく何千というカクテルレシピが存在するはずだが、レシピ本参照が必要とされるようなマニアックなレシピは敬遠される。お子様っぽく見られることも。
「これを飲むと後で頭痛がする?」
バーテン業と掛け持ちで医師業をやっている人は非常に希なはず。それに、お前の体質なんて知らね〜よというのがまさしく正論。
せっかくお洒落をきめこんで飲んでいても、実は裏でクスクス笑い者になっている可能性もあり。気にしすぎるのもよくないが、お酒が入っていても常に場の空気が読めるカッコイイ男でありたいもの。
参照元:HUFFPOST TASTE
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