今回は、マサチューセッツ州に拠点を置くC2Sense社が開発したコンピューターに嗅覚を付与する小型チップについて取り上げます。
この小型チップの中には、MITで研究されていた「におい」センサー技術が盛り込まれており、1チップで最大4種類のニオイが検知可能だそうです。
薬物検挙とかにも役立ちそうだ!
まず、感覚マッピングへの置換技術はこれまでに視覚・触覚・聴覚・味覚が完成しているため、嗅覚が揃えばついに化学反応をデータに置換した五感インターフェイスの実現がもう間近であることを予感させてくれます。
また、つい先日がんを見分けるイヌの記事を読みましたが、警察犬ロボットにこの小型チップを内蔵して、ニオイで病気を判別させることもできそうですよね。
確かに、嗅覚センサーの分解能を向上させるのはスゴく難しそうだと思いますが、単純な発想として特定の形の分子結合を電位変化で信号化するなり上手く何とかできないのでしょうか?
ちなみに、個人的には食材の美味しい状態を嗅覚で測れちゃうガジェットが早く登場してほしい!と切に願っております。
果たして、今後スカイプレッスンとかでビデオ通話している最中に相手から「息がクサイ!」とか言われたり、ユーザーの体臭を指摘する機能をスマホに搭載して、うるさいエチケットがジャンジャン飛び交う時代がやって来ちゃうのかもしれませんよ!
参照元:WIRED
この記事をシェア