早いものでクリスマス・正月も終わり、すっかり新年ムードになりましたね。昨年も、街はきらびやかにイルミネーションで輝き、趣向を凝らした飾りつけで人々の目を楽しませてくれました。
そんな中、最も注目を浴びるのが、大きなクリスマスツリーや美しいクリスマスツリー。世界各地で様々なクリスマスツリーが登場して、一気にクリスマスモードに突入します。
今回は、素敵なクリスマスツリーが自慢の世界10の都市を取り上げて、冬の振り返りをしたいと思います。
10. ソウル・韓国
多くのクリスマスツリーが街を賑やかに彩っているソウル。中が空洞になっている大きなクリスマスツリーの中に小さなクリスマスツリーが入っているものや、宝石のようにキラキラしたツリーが人気です。ソウル全体がクリスマスカラー1色に。
9. ヴィリニュス・リトアニア共和国
およそ8割の国民がローマ・カトリック教徒のリトアニア共和国では、クリスマスは神聖な意味をもつ日です。しっとりしたイルミネーションとツリーが多く見られるのは、そんな国ならでは。
8. ベルリン・ドイツ
ベルリンで有名なクリスマスツリーと言えば、ポツダム広場の幻想的なツリー。ブランデンブルク門の大きなツリーも圧巻です。ドイツのクリスマス・マーケットは有名ですが、おとぎの国に舞い込んだかのようなクリスマスイルミネーションは見どころですね。
7. サンフランシスコ・アメリカ
タウンホール前のクリスマスツリーが点灯されると、このエリアは現地の人はもちろん観光客でいっぱいに。カラフルな光をまとうタウンホールとは対照的なシンプル&ワントーンのツリーが、全体をバランスよくまとめています。
6. マドリード・スペイン
スペインは、いたるところで環境に優しいエコライトを導入しています。クリスマスツリーも例外ではなく、プエルタ・デル・ソル広場の黄金に輝く美しいツリーもエコライトを使って光を灯しています。
5. リスボン・ポルトガル
クリスマスといっても、ホワイトクリスマスも厳しい寒さもないヨーロッパ最西端の国ポルトガルの首都リスボンですが、クリスマス気分を盛り上げるアイディアは光っています。毎年おしゃれで思わず息を呑む美しいツリーが街中に登場します。
4. ロンドン・イングランド
毎年この時期になると、ヴィクトリア&アルバート博物館でクリスマスツリーが登場するのを今か今かと待ち焦がれている人、多いようです。真っ赤なクリスマスツリーやアートなアシンメトリー風ツリーなどが話題になりましたが、今年はインドの神話に基づいた自然いっぱいトロピカル風のツリーです。
3. パリ・フランス
パリのクリスマスツリーと言えば、ギャラリー・ラファイエット・パリ・オスマンに登場する建物同様ゴージャスきっらきらな巨大ツリー。毎年ユニークなアイディアで買い物客を驚かせてくれます。
2. ニューヨーク・アメリカ
定番のクリスマスツリー・スポットと言えば、ロックフェラーセンターの巨大ツリー。ライトアップされると、有名歌手らによるパフォーマンスやクリスマスキャロルの披露も。周りのイルミネーションや飾りつけと相成って、クリスマス気分をぐっと盛り上げてくれます。
1. ローマ・イタリア
ベネチア広場、スペイン広場、コロッセオ、ローマ中央駅前などにツリーが飾られます。歴史的な建物や街並みを邪魔しないおとなしめのシンプルなツリーが多いのですが、これこそが本当のクリスマス!と思える景色にうっとり。優しい光が街を灯します。
皆さんは今年はどんなクリスマスツリーをエンジョイされましたか?
日本でも多くの場所でクリスマスツリーがお目見えしましたが、周りの賑やかなネオンに負けないようにとの意味なのか、どのツリーをとってもデザイン・色・光のすべてが派手になりすぎている気がします。
イタリア、ベルギー、フランスなどといったヨーロッパの国々は、街全体がクリスマスの景色として完成しているので、灯す明かりもおとなしく、シンプルなもみの木でもしっかり絵になるのでしょうね。