様々な種類のお茶を販売する「Teabox」。他の茶葉販売店と違うのは、新鮮な茶葉を茶畑から消費者のもとにストレートに届けてくれるというところ。産地直送型の新しい茶葉販売店です。
お茶屋さんや茶葉販売店というと、どうしても古いイメージがつきまとうものですが、Teaboxはこれまでの茶葉販売店のイメージを払拭するお店です。
テクノロジー・モダンデザイン会社を彷彿とさせる茶葉販売店
斬新な企業ロゴ、パッケージング、そして充実したモダンなレイアウトとデザインのウェブサイト。伝統的な茶葉販売店というよりはテク・デザイン企業といったほうが良いかもしれません。
かつて1600年代にオランダの東インド会社が主な商品としてお茶を取り扱っていましたが、その当時使われていた輸送用の木製の茶箱上に書かれていたステンシル文字を、Teaboxでは会社のロゴ、パッケージング、そしてウェブサイトで使用しています。モダンなパッケージながらも「オールド&ニュー」を見事に調和した素敵なデザインに仕上がっています。
お茶と言われなければコスメ商品と間違えてしまうほど。最先端をいくパッケージデザインです。
ウェブサイト上の全商品数はなんと258品!
ブレンドやコレクションものなどもありますが、Teaboxが取り扱うお茶の種類には驚かされます。ブラック、グリーン、ホワイト、ウーロン、チャイ、そしてブレンドなどがありますが、お茶の種類別だけではなく、収穫季節別、栽培地域別から選べるのも嬉しいですね。
そして、さらに興味をそそるのがネーミング。「Festivity(祝い事・賑わい)」と「Tea(お茶)」をかけた「Festivitea」や、ギフトにぴったりのお茶、マグ、コースターがそれぞれ2つ入ったカップル用コレクションセット「Amour(愛情)」、6つのチャイブレンドが入った「Chai Montage(チャイ・モンタージュ)」など、どれもこれもオシャレなネーミングです。
Teaboxの創始者であるDugar氏は、お茶葉が販売されるまでのプロセスの長さと面倒くささを疑問に思っていたのだとか。従来のプロセスでは消費者にフレッシュで本当に美味しいお茶を味わってもらえないと思い、彼はシリコンバレーで続々生み出されているスタートアップに目を付けたのです。中間商人、いわゆるブローカー・ミドルマンを排除してしまうことで、収穫された茶葉を最も新鮮な状態で消費者のもとに届けられるのではないか、と。
この新たな試みのおかげで、Teaboxの究極なまでに新鮮なお茶を消費者は味わうことができるというわけです。
「Teaboxは、お茶を消費者に」のモットーがきちんと生きていますね。販売代理店でもなく、再販業者でもなく、消費者のもとへ。風や土の香り高い美味しく新鮮なお茶を飲みたいなら、これからはTeaboxの上質なお茶を買い!ですね。
参照元:Wired