幅広い年齢層に人気のドローン。最近では、本格的とまではいかないものの、そこそこ遊べるドローンが比較的手頃な値段で手に入るようになりました。
ドローン市場で抜きんでて高いシェアを誇るのが、中国のドローンメーカーDJI。そのDJI、昨年末に初のフラッグシップストアを中国・深圳にオープンしました。
ガラス張りの幾何学的なデザインの建物はまさに近未来
まず、その外観に目をひかれます。なんともフューチャリスティック!幾何学的なデザインで、ところどころがガラス張りになっていて、中を覗き見ることができます。
ストアでは、DJIの人気のドローンが販売されているほか、ドローンに取り付けるカメラやマウントなども。
このフラッグシップストア内には、フライトエリアやリペアセンターはもちろん、シアターにラウンジまであるというからドローン好きにはたまらないストアに仕上がっています。
ドローン最新作を見たりテクノロジーを学べる科学館のようなストア
訪問者は、お目当てのドローンや付属品を購入すること以外にも、様々なドローンを目で見て、手に取ることで、DJIが自慢とするテクノロジーをじっくり堪能することができます。
プロ仕様のドローンの操作方法を学ぶのもよし、最新のイメージングテクノロジーについて学ぶのもよし、楽しみ方は訪問者次第というわけですね。
フライトエリアでは、DJIのパイロットたちが実際にドローンを操縦して、撮影した写真や動画などを紹介してくれます。残念ながら、今のところは訪問者が操縦することはできないそうです。
コンテストなどで受賞した素晴らしい写真の数々が、ドローンを使って撮影されたものだと知った時には驚かされたものです。
テロやプライバシー保護の問題などから、ドローンはマイナスの意味で話題になることが多いのですが、実はこれからの活躍が期待されているテクノロジーなんです。
上空からの撮影によって、遠隔計測ができたり、汚染地域の調査を行うことができたり、救援物資やデリバリー商品を運んだり、と重要なタスクを担うことができるドローン。今後どれだけ進化を遂げるのか要注目です。