今回は、エスカレーターに乗ったら歩かないで立っている方が速い!?ということをロンドン地下鉄が実証した内容について取り上げます。
話のポイントはズバリ!エスカレーターに乗るまで全員同じ速度で移動し、片側を空けることで待ち行列を招かぬよう乗ったら歩かず両側に立って単位時間当りに乗る人数を均一化(運送量を倍に)すれば、並んでから降りるまでにかかる平均時間がより短縮できちゃうワケです。
同じ様な場面を二車線の高速道路で例えると、飛ばし屋さんの為に右側の追越車線を空けた状態をキープしながら、降り口まで前の車を追い越さずに左側の車線を走行していて渋滞を招いちゃう展開とよく似ています。
今後、係員はこの事実をアナウンスすべきかっ!?
ちなみに私は、関東と関西で空ける側が左右反対だという風習をごく最近知りましたが、アナタはご存知でしたか?
日本の場合、海外よりもエスカレーターの速度がチンタラ遅い傾向にあるので、スグ歩きたくなっちゃう心境はメッチャ理解できますし、ましてや毎朝満員電車で揉まれているサラリーマンは単位時間当りの効率とかって別にどうでもイイですよね。
むしろ、片側を空けないとマナー知らずの非常識な人と思われて、イライラ舌打ちしながら後ろからせっついてくる人が無理やり前に割り込もうとする現状なので、両側立ちを世間に浸透させるのって並大抵じゃないなぁ~と感じております。
いっそのこと、段差を高くして登ろうとすると膝が痛くて歩けない状況に仕向けていくしかないのかもしれませんね。
参照元:GIZMODO
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