今回は、ユーザーの反応と計測に基づき、ほんのちょびっとだけ開発コードを変更したことにより、Instagramの利用率が大きくアップした!という内容について取り上げます。
具体的な施策とその成果はズバリ!コメント数を3つに減らした結果、スクロール率やインプレッションが向上したそうです。
確かに言われてみますと、有名人とかのコメントってついスパムと勘違いし易かったですし、そもそもインスタで長々とコメントを読まされるよりかは、画像を多く閲覧したいと思いませんか?
果たして、インスタユーザーでコメントにメッチャ執着している方って、実際どの程度いらっしゃるのでしょうか?
減らせる決断がデキルってスゴい!
まず、普段データマイニングエンジニアの仕事をしている私も含め、過去にご一緒したエンジニアさんの多くは、プロアマ問わず機能を追加することで散々頭を悩ましていたと思われます。
やはり、確実にユーザーを巻き込めるコンセプトを持ち合わせ常に本質をガン見し、サービスの勝敗を分けるわずか数%の拘りをシッカリ貫き通せるエンジニアさんほど、惜しみなくガンガン機能を削減するんだなぁ~と痛感させられましたよ。
勿論、ユーザーの目的により何を重視するかは都度変化していきますが、なるべくサーバーとのやり取りを少なくしながらもキーとなるユーザー体験(使い易さ)を削らなければ、多少の不都合が生じたって利用率は向上するということを証明してくれたイイ事例ですね。
参照元:THE BRIDGE
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