出始めの頃は、トイっぽさが先行していたドローン(マルチコプター)。今や空撮映像はニュース番組やバラエティなど日常生活の中に完全に定着しているのではないだろうか?そう、ドローンといえば高所から俯瞰で撮影するというのが定義だと言っても過言ではない。
空中も水中も両方仕留める究極のドローン
実は形態は違うのだが、水中で活躍するドローンも登場しているのだ。すでに人間が潜れないような場所の探査などですでに活躍している。だが今回ご紹介するのはその「水中ドローン」ではない。空を飛び、水の中へ潜るハイブリッド・ドローンがすでに登場しているのである。
オークランド大学のエンベデッド・システム・リサーチ部門が開発したLoon Copter(ハイブリッド・ドローン)は、空を飛ぶだけではなく重りの調節で水の中にも潜り、潜水艦よりも早いスピードで移動することが可能だ。
開発チームは、水難事故などの際の救助活動などにも応用範囲を広げるために、無線操作のレンジを広げるように改良中とのこと。将来的には乗り物として活用する可能性も視野に入れているとのこと。ドローンはSFの世界でしかなかった近未来の扉を開けることになるのか、興味深いところである。
参照元:Gajitz
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