今回は、九州大学大学院理学研究院の廣津崇亮氏が語った、嗅覚が犬の1.5倍も優れている線虫「C・エレガンス」を用いたがん検診について、考察してみたいと思います。
スゴいポイントはズバリ!たった1滴の採尿と数百円さえ手持ちにあれば、ステージ0やステージ1といった早期がんの有無を95.8%の確度で識別できちゃうらしく、なんと2020年までに実用化されそうなんです。
以前登場した自動麻酔マシンみたいに、医学界から嫌われなければ良いのですが、果たしてどんな種類のがんでも分かっちゃうのでしょうか?
バイオハイブリッドデバイスの実現が楽しみだ!
まず、C・エレガンスって普段何を食べて生きているんでしょうね。
単純に考えてみても、マジで餌の匂いと勘違いして寄ってくるんだったら、日々がんを食べながら体内に常駐してくれるとメッチャ有難いのになぁ~って思いませんか?
まぁ~何れにせよ、健康診断の必須項目とかにお目見えする様になれば、医療費の抑制や国民のがんに対する意識の向上にもつながっていくはずですよね。
さらに今後は、匂いを捉える生物の構造解析の活発化に期待しつつ、病院や薬局等のトイレに設置できる検査キットみたいなデバイスならびに、よりハイスペックながん判定器が登場してほしい!と切に願ってしまいます。
記事参照元 http://www.gizmodo.jp
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