すでに日本中の人が知っている三菱の不正問題ですが、海外メディアでも大きく取り扱われています。英国の自動車雑誌.「carmagazine」によるWebサイト「Car」からのニュースです。
謝罪会見で故意であることを認める
4月20日の会見において三菱自動車の4車種の燃費データが不当な方法で算出され、実際より良い燃費で公表していた事実があるとし、「不正が意図的」であったことを最高経営責任者兼最高執行責任者自らが認めました。
過剰な低燃費への要求にこたえるために、彼らは走行特性を改斬し、それをもとに燃費の数値を計算し、国土交通省に提出していたのです。そしてそれは1991年から始まり、その事実をなんと25年間もトップは疑いませんでした。
販売された該当車両は60万台強、さらに増える可能性も・・・
不当な方法で計測され、実際の燃費とは異なる低燃費性能にひかれて購入した三菱ekワゴン、ekスペース、そして日産にOEM供給される車両のユーザーは60万人を超えており、さらに車種が増えるともされているため、その賠償問題は簡単には解決しないことを、VWの不正問題が明らかにしています。VWは持ちこたえ、復活に向けて手ごたえを感じていますが、三菱にその体力があるかどうかが疑問です。
英国にも影響が
燃費テストにおいて、1991年から行われていた不正な手法は、英国では発売されていない日本だけの限られたニュースであると思っていました。日本以外で販売される車には問題がないとされていますが、25年間にわたって全ての三菱車が対象よなるということは、英国の三菱ユーザーにとっても他人事ではありませんし、三菱車に行為を持つことも出来ません。
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