今回は、テキサス大学オースティン校等の研究チームが「ブールピタゴラス数問題」なる証明問題をスーパーコンピュータで解いちゃった!という内容についてじっくり考察していきましょう。
驚愕のポイントはズバリ!解の長さ(全組合せ)が200テラバイトものデータ量に達したそうですよ。
さらにメッチャ悲しいポイントはズバリ!スパコンを2日間も稼働させてCPUでの総当たりを決行したのに答えが偽で、頑張った報酬がたったの1万円ポッキリですって。
むしろ反証が見つかったから200テラバイトで落ち着いた感がありますが、もし答えが真だったら延々と終わらないのでしょうか?
そもそも、なぜ偽なのか証明しとらん!
まず、当初の命題を否定的に証明するのに偽である例を1つ示すだけならとりあえず力技で難なくイケちゃいそうですが、片や存在しないことを示そうとした場合って力技だけでは到底太刀打ち出来ないと思いませんか?
また、ブールピタゴラス数問題って超メジャーな四色定理と違い何とな~く地味な感じがしますが、ラムゼー理論と近しい分野における未解決問題の反例だと今回みたいなケースが今後も起こりそうですよね。
何れにせよ、より洗練された数式を私の目が黒いうちに発掘してほしい!と切に願ってしまいます。
記事参照元 http://www.gizmodo.jp/
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