寒い冬に大活躍するブーツ。気に入って何年も使ってきたけれども、ケアというケアはほとんどしていないので、みるからにクタクタ。「年季の入ったブーツ」というよりは「汚い」といった感じ・・・そんなあなたのブーツ、今こそ磨きなおし時ですよ。
以下の方法で正しく磨きなおされたブーツは、新しい命を吹き込まれたかのようにピカピカに。ヴィンテージブーツのような適度な汚れを残しつつかっこよく仕上がります。
1. 紐をはずして、しっかり絞った濡れタオルでブーツ全体を拭く
紐で隠れているところこそきれいにケアするべきです。まずは紐をといてはずしておきます。そのあと、余分な汚れやほこりを取り除くため、水に濡らしたタオルを絞ったら、ブーツ全体をきれいに拭きましょう。
2. 靴クリーム(透明)を塗る
透明の靴クリームであれば普段使用しているビジネスシューズ用のものでも良いので、ブーツ全体に塗ります。ここでのコツは、クリームを布などではなく指につけて直接ブーツに塗ること、そして円を描くイメージで塗っていく、この2点です。
3. 底のソール部分にもクリームを塗る
忘れがちな底部分にもクリームを塗っておきましょう。もろいソールを傷などから守ります。
4. しっかり乾燥させたら乾いた布で拭く
ブーツを10分程度休ませてクリームをなじませます。古いTシャツなどを使ってブーツ全体を拭き、余分なクリームをしっかり拭き取ります。
5. ブラシをかける
馬毛の靴ブラシでブーツをならします。ゴシゴシ強くかけず、軽いタッチでOK。艶がでてきます。
6. 紐にもクリームを塗る
紐もケアが必要です。少量のクリームを親指と人差し指に塗って、指と指の間をすべらせるように紐をひいてクリームを塗っていきましょう。
7. 紐を通す
ねじれなどがあればしっかりなおして紐を通していきましょう。
8. 木型で形を整える
柔らかい革のブーツは形が崩れがちです。本来のきれいな形のまま保つためにも、木型を使用しましょう。湿気などを取り除いていやな臭いをおさえる効果もあるので、木型はマストアイテムです。
ケアするにつれてどんどんピカピカになっていくお気に入りのブーツを見ていると嬉しくなりますよね。ビジネスシューズと同じくブーツは、定期的にケアすることで非常に良い状態のまま長く使うことができます。上記の方法で一度蘇ったブーツはまめにケアしてあげて、足元のおしゃれをぜひ楽しんでください。
参照元:Primer