液状の樹脂から精巧な造形物! 光造形3Dプリンター『Bean』

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399ドル(約4万4000円)詳細ページ

高精度の造形物を出力できる3Dプリンターが手ごろな値段で手に入ります。米国のベンチャー企業「Kudo3D」は6月上旬、クラウドファンディングサイトのキックスターターにおいて、光造形3Dプリンター『Bean』の予約を開始し、たった2分で目標額の5万ドルを調達しました。

従来の光造形3Dプリンターを下回る価格。

光造形3Dプリンターは液状の光硬化性樹脂を材料とします。その特長は、高解像度の出力が可能、完成した造形物の表面が滑らかな点です。造形の精度は熱溶解積層法(FDM)を採用する一般的な3Dプリンターを上回ります。Kudo3Dによると、『Bean』の価格は従来の光造形3Dプリンターを下回り、FDM方式の3Dプリンターと同等とのことです。

『Bean』は緑・黄・灰・黒色の樹脂を使用し、花瓶、エッフェル塔の模型、指輪、立体手形などを高精度で出力できます。主なスペックは以下の通りです。3Dプリンターのサイズは20×20×40cm。造形サイズは6.8×12×15cm。XY解像度は50μm。Z解像度は10μm。造形スピードは時速10~20mm。重量は6.8kg。Wi-Fiに対応し、スマホからの操作も可能です。

公式ツイッターには精巧なサンプルが。

一般消費者向けの光造形3Dプリンターということで、『Bean』は1000人超から43万ドル(約4700万円)以上の調達に成功しました(6月17日時点)。Kudo3Dの公式ツイッターアカウント(@kudo3djapan)でアップされている、精巧な出力サンプルの画像を見ると、多くの人が出資したのも納得です。予約は7月19日まで受け付けています。

 

参照元:KICKSTARTER

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