スマートフォンのアプリから大切な人のそばにある小箱に“愛”を送信したい人が多いようです。フランスに本拠を構える『ラブボックス(Lovebox)』は10月上旬、米国のクラウドファンディングサイトでのキャンペーンを開始すると、瞬く間に目標金額の調達に成功しました。
遠距離恋愛中のカップルなどにぴったり。
『ラブボックス』の仕組みは次の通り。“愛”を送りたい人はスマホの専用アプリから最大168文字のメッセージを作成・送信します。Wi-Fi環境が整った部屋に置いてある小箱がそのメッセージを受信したら、箱の正面に付いたハートが回り出します。小箱のふたを開けると、中のディスプレーの画面にメッセージが表示されます。お返しとして、小箱正面のハートを回すと、“愛”を送ってくれた人のスマホの専用アプリ上にハートの雨が降る仕組みになっています。
『ラブボックス』は遠距離恋愛中のカップルや遠くに住む孫の顔が見たい祖父母にぴったり。ブナ材で作られた小箱は同じ一軒家で生活する家族・夫婦間で使っても面白そうです。ロマンチックなガジェットは面と向かって言うのが恥ずかしいことをユニークな形で伝えられますが、誰でもハート付きの小箱にメッセージを送信できるわけではありません。ロマンチックなガジェットにメッセージを送れる人は最大20人に限られます。
世界最大の家電見本市でも高評価を得る。
今年1月、米国ラスベガスで開かれた世界最大の家電見本市「CES」で非常に高い評価を得た『ラブボックス』。クラウドファンディングサイト「キックスターター(Kickstarter)」での資金調達も好調で、目標金額(5万ユーロ)の4倍超を集めています(10月20日現在)。
参照元:KICKSTARTER
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