さて今回は、抗生物質でやっつけられない耐性菌が引き起こす感染症により、多くの命が奪れちゃう事態が現実化しつつあることについて考察していきましょう。
普段健康で過ごしていると、医療の進化に伴って何気に病気も進化するんだってことをつい忘れがちになりますが、やはりヒトの遺伝子改造とかして菌への耐性をつけるっきゃないのでしょうか?
AIでスマートペニシリンとか開発してよ!
まず、知人の検査技師や歯科医から聞いたところ、日本では徐々に強い薬にシフトし海外では初っ端から強い薬を処方すると言ってましたよ。
具体的には、サワシリンで十分な場合でもクラリスを投与し過ぎるんだぜとか言って意味不明でしたけどね。
なお、もしかすると研究が未だスクリーニング段階にすぎず、耐性菌の蔓延予測が出来ていないのかもしれません。
ちなみに、個人的な感覚では恐らくPCのウイルス対策ソフトと一緒でパターンファイルを増やすだけじゃなく、振る舞いやら構造から判定して撃退・無効化せんとアカンでしょうね。
益々今後も、急速に進化を遂げ続ける微生物vs被害を最小限に抑制したい研究者たちの闘いから目が離せなくなりそうですが一刻も早く、ナノマシンで標的の菌分子構造を直接破壊する治療方法等を確立してくれ!と切に願ってしまいます。
参照元:WIRED
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