マクラーレンのDNAを象徴する究極のマシン「マクラーレン・セナ」は、マシンとドライバーの間に確かなつながりを築きます。マクラーレン史上初となる、サーキット走行を最も重視したロードカーで、現時点でマクラーレン史上最速のラップ記録を作るマシンとなることが期待されています。
究極のマシンだからこそアイルトン・セナの名を冠した
こうして誕生したマクラーレン史上最も優れたレーシングドライバー「アイルトン・セナ」にちなみ「セナ」と名付けた 「マクラーレン・セナ」は、ドライバーが自らの真価を発揮できるマシンを目指し徹底的に作り込まれた唯一無二のマシンです。
「マクラーレン・セナ」が目指した目的はただひとつ。サーキット仕様の究極のマクラーレン・ロードカーを生み出すことであり、日常生活での乗りやすさを意図的に妥協し、代わりにドライバーとマシン間の確かなつながりを提供することを重視しています。
極端に長いフロントのオーバーハングや、空飛ぶ円盤のようなガラスで覆われたコクピット など、時代の先駆けとなるデザインと、前例のないダウンフォースを生み出すアクティブエアロダイナミクスが採用され、フロントとリアのアクティブエアロダイナミクスは、油圧サスペンションであるレースアクティブ・シャシー・コントロールII（RCC II）と極めて強堅なモノケージIIIモノコックと連携し、サーキットでドライバーを魅了する衝撃的な体験を実現します。
1トンあたり688PSの「セナ」は1億1360万円で
また、カーボンファイバー製シャーシとボディパネルによる超軽量構造により、「マクラーレンF1」以来最軽量のマシンに仕上がっています。4.0LツインターボチャージャーV8エンジンは、現時点でマクラーレン史上最もパワフルなロードカー向けエンジンで、800PS（789bhp）の出力と800Nm（590lb ft）のトルクを誇ります。この組み合わせにより、1トンあたり688PS という圧倒的なパワーウェイトレシオの実現に成功しました。
「マクラーレン・セナ」は英国のファクトリーにて1台ずつ手作業で組み上げられ、生産台数は世界500台限定で、英国での車両価格は約1億1360万円に設定される予定です。
参照元：McLaren
