フォルクスワーゲンは19日、「I.D.Rパイクスピーク」と名付けられた電気自動車のプロトタイプレーシングカーによって、6 月24 日に米国コロラド州で開催される「パイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライムレース」に参戦することを発表しました。
この4 輪駆動のレーシングカー「I.D.Rパイクスピーク」 は、「I.D.(アイ.ディ.)」ファミ リーを代表する役割と、 最もスポーティなラインナップである「R GmbH 」モデルという役割を持ち合わせ、世界で最も有名なヒルクライムレースに参戦することで、 電気自動車の貴重な開発テストを実施するという意味も込められています。
高低差1500mの“雲へ向かうレース”パイクスピーク
“雲へ向かうレース”という別名で知られるパイクスピーク・インターナショナル ヒルクライムレースは、コロラドスプリングス近郊のロッキー山脈で、1916年から開催され、全長 19.99kmのコースで争われるこのレースでは、 海抜2,800mのスタート地点から海抜4,300mの頂上を目指すタイムトライアルレースです。
“I.D.Rパイクスピーク”は、ドライバーに起用したロマン・デュマ選手およびチームスタッフ全員とともに、電気自動車による現在のコースレコード8分57秒118 を破る、新記録を樹立することを目標にしています。
参照元:TopGear
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