イタリアのデザインスタジオである「Manifattura Automobili Torino(MAT)」は、ジュネーブモーターショー2018において、「ニュー・ストラトス」を限定25台生産することを発表し、その「ニュー・ストラトス」はジュネーブモーターショーで、1970年代の伝説的な「ランチアストラトス」と一緒に展示されました。
ニュー・ストラトスは、1970年代の世界ラリー選手権で活躍した名車で、日本でもスーパーカーブームの主役の一台としても名高い「ランチアストラトス」の復刻モデルとして、2010年に1台のみを生産されていました。オーダーしたのは、BROSE社のオーナー。
「フェラーリF430スクーデリア」がベース
デザインと組み立ては、ピニンファリーナが担当し、「フェラーリF430スクーデリア」がベースとなり、ミッドシップ3LのV型8気筒エンジンを搭載していました。カーボンファイバー製の軽量ボディをまとい、理想的な前後重量配分の50対50というバランスとなり、最高速は360km/hを実現します。また、ニュー・ストラトスは単なるフェラーリの改良モデルではなく、1970年代のようにフィアット・グループの生産車輌からいくつかのコンポーネントを統合した新しく開発された独立したスポーツカーとされています。
イタリアのMATはジュネーブモーターショー2018において、このニュー・ストラトスを限定25台で生産する計画を発表しましたが、これは、同社がニュー・ストラトスを少量生産する許可を得て実現するもので、非常に高価になると見られています。
参照元;new-stratos
この記事をシェア