あなたを取り巻く大気の変化が一目で分かります。韓国発、温度・湿度・気圧・CO2濃度・騒音などを測定できるスマートセンサー『マイクロボット・センス(MicroBot Sense)』の製品化プロジェクトが3月、クラウドファンディングサイトのキックスターター(Kickstarter)で公開されました。
体によくない変化が起きると、スマホにアドバイスが。
『マイクロボット・センス』が測定した、大気の変化に関する数値はBluetoothを介し、スマホにダウンロードしたアプリ上で確認でき、何かあればスマホに通知が入ります。あなたの車内のCO2濃度が上昇すれば「窓を開けて新鮮な空気を取り込むように」、室内が乾燥していたら「加湿器のスイッチを入れたり、水分を補給したりするように」とスマホの画面にアドバイスが表示されます。
マカロンより一回り小さいサイズ(38×38×11mm)の『マイクロボット・センス』はカバンに付けて持ち歩いても、家の壁に取り付けてもOKです。もしあなたがスマートセンサーを持ってハイキングに出かけたら、その場所の温度や湿度だけでなく、気圧や標高までチェックできます。センサーはGPSを内蔵しているので、家族・友人に現在地情報を送ることも可能です。
あなたの部屋での不審な動きもバッチリ検知できる。
スマートセンサーは屋内でも大いに役立ちます。光の強さや動きも検知できるので、誰かがあなたの部屋の明かりを点けたり、机の引き出しを勝手に開けたりしたら、すぐにアプリが教えてくれます。また、人工知能アシスタントの「アレクサ(Alexa)」や「Googleアシスタント」に対応しており、これらを搭載したスマートスピーカーに室内の温度や湿度を質問できます。
『マイクロボット・センス』の製品化プロジェクトは4月3日現在、4万2400ドル(約449万円)以上を調達しています。スマートセンサーを生み出したナラン(Naran)は小型の指型ロボット「マイクロボット・プッシュ(MicroBot Push)」でも注目されているので、併せてチェックしてみてください。
参照元:amazon KICKSTARTER