日本とミクロネシア連邦を結ぶ唯一の航空定期便が開設されました。オセアニアのパプアニューギニア(PNG)の航空会社、ニューギニア航空(Air Niugini)は9月から東京(成田)=チューク=ポートモレスビー線を週2往復(水・土)で運航を開始しました。
元々はPNG直行便。週2往復は変わらず。
ニューギニア航空はこれまで成田とPNGの首都ポートモレスビーを結ぶ直行便を週2往復運航していました。成田からミクロネシア連邦に向かう第1便出発セレモニーに出席したニューギニア航空の幹部は、日本人ダイバー・観光客はもちろん、欧州・北米から成田を経由してチュークを目指す旅行者の利用にも期待を示しました。
チューク空港があるウエノ島は、巨大な堡礁(ほしょう、サンゴ礁の形状の一つ)、チューク環礁内に位置しています。チューク環礁の内側の浅い海(ラグーン)には沈没船ダイビングスポットが点在し、世界中のダイビングマニアが潜りに来ています。沈没船の大半は日本の艦船です。チューク環礁は太平洋戦争における日本軍の拠点でした。
成田出発は夜、チューク到着は未明。
ニューギニア航空は成田とチュークを4時間50分で結びます。フライトスケジュールは次の通り。成田を午後9時35分に出発し、チュークに午前3時25分、ポートモレスビーに午前7時25分に到着。ポートモレスビーを午後0時35分、チュークを午後4時35分に出発し、成田に午後8時25分に到着。使用機材は2クラス116~144席のボーイング737型機です。
参照元:Air Niugini
この記事をシェア