花やハーブを枯らすことなく、しかも室内で育て上げたい人は必見。自動水やり装置やLED照明を備えたスマートプランター『ブルームエンジン(Bloomengine)』の商品化プロジェクトが9月、米クラウドファンディングサイト「キックスターター(Kickstarter)」で公開されました。
植え方は人工土の塊を使うなどシンプル。
『ブルームエンジン』はスマホのアプリで水やりや太陽光の代わりとなるLED照明を管理できるので、仕事で家を空けることが多くても、植物をきちんと育てられます。水は1カ月分タンクに貯蔵でき、鮮度はポンプによって保たれます。水が足りているかどうかもアプリで確認可能。植物の成長を促す換気は内蔵ファン(送風機)で行われます。
スマートプランターでの植物の植え方はシンプル。まず人工土の塊を水に浸して膨らませ、ポットに入れ、土の上に花やハーブの種をまきます。ポットを囲うトレーに液体肥料と水を注ぎ、トレー下のタンクに行き渡らせます。ポットの上に容器の蓋をのせ、アダプターをコンセントにつなぎ、スイッチを押せば、植物を育てる準備は完了です。
まいた種は3~6カ月で花を咲かせる。
『ブルームエンジン』は、容器の上からの水やりが「乾いた土地に降る雨」に見えるなど、植物を見ていて楽しいインテリアにしてくれます。ビジョン(Vision)タイプには花やハーブの状態をいつでもどこでも確認可能なカメラが埋め込まれており、タイムラプス撮影で植物がゆっくり着実に成長する様子を動画で保存できます。
ガザニアやニチニチソウなどの花、バジルやミントなどのハーブを室内で育てられるスマートプランターの商品化プロジェクトは10月17日現在、既に成立し、4万4000ドル(約490万円)を調達。3~6カ月で花を咲かせられるハイテクなインテリアに期待を寄せるネットユーザーの数は270人まで膨れ上がっています。
参照元:KICKSTARTER