年を重ねることで、自分の足だけで歩くのが困難になっても、活動的なライフスタイルを保つ手立てはあります。米ニューヨーク発、デザイン性と使いやすさに優れた四輪歩行車『Foray Spring』の先行販売プロジェクトが1月、クラウドファンディングサイト「Indiegogo」で公開されました。
ハンドルが左右に分かれていないので握りやすい。
持ちやすいハンドルがまっすぐ立って歩くのを補助してくれる『Foray Spring』は高齢者が使いたいと思えるエレガントなデザインに仕上がっています。買い物カゴが無く、すっきりとした作りなので、自宅内の移動や近所の散歩にうってつけ。一切の無駄を削ぎ落としたかのような四輪歩行車ですが、歩き疲れても大丈夫なように腰掛けがちゃんと付いています。
『Foray Spring』は高齢者が安心して使えるよう、至る所に工夫が施されています。ブレーキは腰掛けを倒したら自動的に作動します。ハンドルは左右に分かれていないので握りやすいところを握れます。腰掛けの背面にはポケットが付いており、小銭や何かあった時の連絡先を書いた紙などを入れられます。そして折り畳みが可能で、車のトランクに簡単に積むことができます。
先行販売プロジェクトは目標額のほぼ倍を調達。
歩行車の使用に抵抗を感じる高齢者に配慮したつくりの『Foray Spring』の先行販売プロジェクトは1月24日時点で目標額のほぼ倍である4万9000ドル(約540万円)を調達しています。完全に組み立てられた状態で発送されるのは地味に嬉しいですが、発送先は米国内に限られているのが残念です。
参照元:INDIEGOGO
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