デスクワークや車の運転などで座りっぱなしの時間が長い人は見逃すべからず。背骨への負担を和らげる42個のコブが付いた座面クッション『3D Water Seat Cushion』の先行販売プロジェクトが5月、米クラウドファンディングサイト「Indiegogo」で立ち上がりました。
上面を埋め尽くすコブが背骨にかかる負担を軽減。
『3D Water Seat Cushion』はその名の通り、水で膨らませて使う座面クッションです。膨らませるには洗面器などに水を溜めておく必要があります。付属の専用ポンプを使い、クッション上面をびっしり埋め尽くすコブに水を行き渡らせます。もし水が用意できなければ、空気で代用することも可。
一般的なスポンジ入りクッションとコブ付きクッションの違いは柔軟性。前者は背骨を支え、背骨への負担を分散させるには不十分です。一方、後者はコブが背骨への負担を軽減してくれます。背骨への負荷を減らせば、腰に厄介な症状が出るリスクも下がります。背骨に圧力がかかる座りっぱなしの日が多いと、激しい痛みが生じる腰椎椎間板ヘルニアを発症する恐れがあります。
お尻がひんやりするので、夏場のデスクワークに最適。
『3D Water Seat Cushion』は夏場のデスクワークを快適なものにします。コブがたくさんあるクッションを水で満たすと、表面温度は12度まで下がり、お尻をひんやりさせます。座りっぱなしだと座面付近に衛生面の問題も起こります。風通しが悪く、どうしても汗をかき、その結果細菌が発生してしまうのです。しかし水が隅々まで入ったクッションなら汗をかくことはほぼないでしょう。
カナダ発、水で満たして使うクッション先行販売プロジェクトは5月23日の時点で4万7000ドル(約518万円)以上を調達しています。これは目標金額の23倍に相当します。車のタイヤで踏まれても問題ない耐久性を誇るクッションに興味がある人はプロジェクトページを覗いてみてください。
参照元:INDIEGOGO