肌寒かったり雨が降ったりしている時もそうでない時も着たくなるアウターを今回は紹介します。英国発、デザイン性と快適性を高いレベルで兼ね備えた『Urban Jacket』の先行販売プロジェクトが5月、米クラウドファンディングサイト「Kickstarter」で公開されました。
派手な柄だけでなく、ジッパーの引き手にも注目。
『Urban Jacket』のラインアップは全6種類。その中でも白黒の迷路柄、無数の図形・線・点が描かれた柄はシンプルなインナーやボトムスによく合います。エバーグリーン、コバルトブルー、オレンジのアウターはやや地味に見えますが、ジッパーの引き手がオレンジ色の大きな円というユニークな作りで、良いアクセントになっています。
どうしてもクールなデザインに目を奪われがちですが、レインウェアとしても相当優れています。フードも含めたウェア全体は雨をしっかり弾き、風にも強い仕様になっています。一方、通気性に優れたメンブレンがウェアの生地に含まれており、背中や脇の下の蒸れを放出し、ウェアの中を爽やかな状態に保ちます。特に熱がこもりやすい脇下にはジッパー付き。
ズレないフード、反射材付きの袖口、巨大ポケット。
『Urban Jacket』の特長はまだまだあります。首の後ろ部分にしまえるフードは、締め付け部分を後頭部に持ってくることで、頭から簡単に外れないようになっています。ゆるめたり締め付けたりできる袖口には反射材が埋め込まれており、自転車運転時の安全性を高めます。複数縫い付けられているポケットは水筒や電子ブックリーダーも入るほど広々としています。
コンパクトにして持ち運べるクールなアウターの先行販売プロジェクトは数日で成立。目標金額は7900ポンド(約108万円)でした。デザイン性に加えて撥水性や通気性にも優れたアウターはリサイクルされたプラスチック製ボトル30本で作られており、プラごみ問題に強い関心を持っている人からの支援も得ていると思われます。
参照元:KICKSTARTER