太陽光で充電できるソーラーパネルをあなたの部屋に取り入れてみませんか。窓ガラスの一部分のみを覆い、竹製の枠を採用するなどデザイン性が高いUSB充電器『Window Solar Charger』の商品化プロジェクトが6月、米クラウドファンディングサイト「Kickstarter」で立ち上がりました。
窓に吸盤をくっつけ、紐を引っ掛ければ、設置完了。
屋根の上に設置するイメージが強いソーラーパネルですが、『Window Solar Charger』は室内にあっても違和感のないデザインになっています。枠の大きさは33×25cmなので、窓ガラス全体を覆うほどではなく、窓の内側に取り付けても室内に十分の量の光が入ってきます。
部屋の雰囲気を壊さないソーラーパネルが付いたUSB充電器の設置は簡単。窓にフック付き吸盤をくっつけ、枠上面に埋め込まれた紐を引っ掛けるだけ。太陽光エネルギーを電気に変換するパネルと電気を貯めるバッテリーを内蔵した充電器の設置は拍子抜けするほど簡単です。
プラグ付きUSB充電器と併用し、電気代を節約。
『Window Solar Charger』は竹製の枠底面にUSBポートを1つ備えています。フル充電が完了するまでに8~10時間かかり、バッテリー容量が2200mAhと大きくないことはネックですが、プラグ付きUSB充電器と組み合わせて使えば、部屋の電気代をいくらか節約できます。
米NY発、停電の時に役に立ちそうなUSB充電器の商品化プロジェクトは6月下旬現在、5万5000ドル(約590万円)を調達しています。もっと早くフル充電が完了し、内蔵バッテリーの容量が倍ほどまで増えれば、より多くの支援を得られるはず。部屋にあっても違和感のないデザインのソーラーパネルにGIGAMENは今後も注目していきます。
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