本やノートを持ち歩き、頻繁にメモを取る人は要注目。驚異的な薄さを誇り、しおりとしても使えるボールペン『Pen Type-C』の商品化を目指すプロジェクトが6月、米クラウドファンディングサイト「Kickstarter」で公開されました。
キャップもノック棒もないシンプルなつくり。
『Pen Type-C』は105×15×3.5mmのボディ、ペン先を保護するワイヤー、本やノートのページに挟むクリップからなります。クリップペンシルに少し似た形のボールペンの構造はシンプルです。何かを書くには折り畳み式のステンレス製ワイヤーをペン先と逆方向にひっくり返す必要があります。
フラットなペンのチタン製ボディにはパイロット「ハイテックC」のインキカートリッジがフィットします。このカートリッジ内のインキは乾燥や液漏れの心配がありません。キャップもノック棒もデザインに組み込まれていないので、キャップを紛失する可能性は当然0パーセント、カチカチ音で周りの人が不快に感じる可能性も0パーセントです。
トップスやボトムスのポケットにもフィット。
『Pen Type-C』のステンレス製クリップはしおりとして機能するように取り付けられています。ボールペン本体がクレジットカード3枚分の厚さしかないので、本やノートがかさばることはありません。ブランド名が刻まれていないなど、シンプルながら洗練されたデザインのペンはトップスやボトムスのポケットにもフィット。もしクリップを不要と感じたら、マイナスドライバーで取り外せます。
機能的につくられたペンの商品化を目指すプロジェクトは7月上旬現在、目標金額を大きく上回る6万ドル(約650万円)を調達しています。プロジェクトクリエイターのCW&Tは印象的なグッズを生み出し続けています。GIGAMENが過去に取り上げた塩入れもその一つ。「機能的な塩入れと塩情報満載の書籍のセット登場」もよかったら読んでみて下さい。
参照元;KICKSTARTER