北海道から森と湖の国を目指す人にはこれ以上ない朗報。フィンランドの航空会社フィンエアーは12月15日からヘルシンキ空港と札幌の空の玄関口・新千歳空港を結ぶ路線を週2往復で開設し、通年で運航します。
新千歳からフィンランド首都まで9時間で
フィンエアーの日本ネットワークは東京、大阪、名古屋、福岡、札幌の5都市に増えます。新千歳空港は欧州の空港と直行便で結ばれておらず、ヘルシンキに行くにはこれまで成田空港や中部国際空港などで乗り継ぐ必要がありました。ヘルシンキ=札幌直行便の運航開始により、新千歳からの移動時間は約4時間短縮され、約9時間になります。
日本人にとってフィンランドが誇る観光資源(オーロラ、サンタクロース、サウナ、ムーミンなど)は大いに魅力的であり、フィンランド人にとって札幌と北海道は「温泉とスキーの両方を楽しむことができ、東京や大阪ほど人が混み合ってない旅行先」であることが、今回のヘルシンキ=札幌直行便の運航開始につながったとみられます。
冬と夏で運航曜日が異なるので注意が必要
フィンランドの首都ヘルシンキはコンパクトな街なので、1日あれば市内の名所を回れます。ムーミンが好きなら、ムーミンカフェやムーミンショップへ。タンペレという街にはムーミン美術館があります。ヘルシンキからオーロラが見られるロヴァニエミまではフィンエアー便で1時間20分。オーロラを見たい人は9月~3月の間にロヴァニエミを訪れましょう。
ヘルシンキ=札幌直行便の冬ダイヤのフライトスケジュールは次の通りです。新千歳空港を月・金曜日の午前11時35分に出発し、ヘルシンキに午後2時10分に到着。ヘルシンキを日・木の午後5時5分に出発し、新千歳に翌日午前9時5分に到着。夏ダイヤでは新千歳出発が月・木、ヘルシンキ出発が日・水に変更されます。
https://www.finavia.fi/en/newsroom/2019/finnair-adds-capacity-japan-sapporo-year-round-destination