ドローン300機のライトショーで医療従事者に感謝を伝える 韓国

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韓国の国土交通部は7月4日の夜、ソウル市内を流れる漢江の上空にライトを搭載したドローン300機を飛ばし、約10分のライトショーという形で国民に新型コロナウイルス感染予防策の徹底を改めて呼びかけ、医療従事者に感謝の気持ちを伝えました。

 動く・止まるを繰り返せるドローンだから出来る演出も

ドローンによるライトショーの前半では、マスクを付けた男女とソーシャル・ディスタンスを強調する矢印のドット絵などが夜空に浮かび上がりました。向き合う男女の距離を徐々に離す演出は動く・止まるを繰り返せるドローンならではの芸当です。美しいショーを偶然目撃した人は、マスクの着用や手指の消毒、社会的距離の確保への意識がより一層高まったことでしょう。

ライトショーの後半では、「#국민 덕분에(国民のおかげで)」の文字とフェイスシールドを装着した医療従事者の絵、「THANKS TO YOU」の文字とハートの絵、「힘내라 대한민국(がんばれ大韓民国)」の文字と朝鮮半島の絵などがソウルの夜空に出現しました。いずれも新型コロナ感染予防を心掛ける国民と医療現場で奮闘する人々を勇気付けるメッセージです。

新しい行動様式をドローンでアピールしてみては?

日本でも新型コロナの流行終息を願う花火、医療従事者に感謝を伝える花火が全国各地で打ち上げられ、多くの人々の心に届いています。花火には風情がありますが、視認性は完璧ではありません。日本の厚生労働省は、新しい食事マナーの実践や職場での換気などを呼びかけていますが、それらをドローンによるライトショーでアピールすると良いかもしれません。

参照元:designboom

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