エティハド便の搭乗予定者、PCRを自宅で受けられる UAE国内

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アラブ首長国連邦(UAE)のアブダビに本拠を置くエティハド航空は今夏、国内で複数の病院を運営するメディクリニック・ミドル・イーストと提携し、UAEから出国する旅客が新型コロナウイルス感染を判定するPCR検査を病院でも自宅でも受けられるようにしました。

訓練された医療従事者が自宅まで来てくれる

エティハド航空がメディクリニック・ミドル・イーストと提携した背景には、EU、スイス、英国がアブダビ発の旅客に新型コロナウイルス陰性証明書の提示を義務付けていることがあります。PCR検査はUAEから出国するエティハド便の搭乗予定者であれば誰でも利用できます。手続きは簡単で、フライトを予約した後、メディクリニックに連絡して検査の予約を取る流れになります。

メディクリニックによるPCR検査の実施場所は施設(アブダビ、アルアイン、ドバイ)か自宅かのどちらかを選べます。病院の受診をストレスに感じる人にとって、訓練された医療従事者が家まで来てくれるのはありがたいことでしょう。

UAEに入国するにはPCR検査受診が必須に

PCR検査の結果が陰性の場合、エティハド航空便に搭乗できますが、検査結果をプリントアウトし、アブダビ空港でのチェックイン時に提出する必要があります。陽性ならもちろん出国は不可で、UAEの厳しい隔離ガイドラインに従わなければなりません。

なお、UAE政府は8月から同国行きのフライトの搭乗者全員にPCR検査の受診を義務付けます。検査は出発の96時間前までに受ける必要があります。あまり考えたくはありませんが、新型コロナウイルスの感染拡大が止まらないと、「飛行機旅と新型コロナの陰性証明はセット」という流れが世界的に広まるかもしれません。

参照元:ETIHAD AVIATION GROUP

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