米国のアラスカ航空は8月下旬からパーソナルケアブランド「EO Products」と提携し、ラベンダーの精油入り手指消毒シートの機内配布を始めました。
ラベンダーの精油には鎮静作用がある
アラスカ航空がフレンチラベンダー、カモミールの花、白茶の香りがする手指消毒シートを配布するのは、新型コロナウイルス流行下における機内サービスの一環です。消毒シートのパッケージに「99.9% EFFECTIVE(効き目のある)」の文字があると、コロナに敏感になっている心が少し和らぐかもしれません。
なぜ消毒シートにフレンチラベンダーの精油が注入されたのでしょうか。ラベンダーの精油には自律神経のバランスを整える働きや鎮静作用があります。EO Productsのトム・フィーゲルCEOも自社製品には旅行中の不安を和らげる効果があるという趣旨の言葉を残しています。コロナ禍の今、空の旅に不安を感じている人の心が少しでも軽くなるに越したことはありません。
EOのシートはCDCの基準をクリア
アラスカ航空はCDC(米疾病予防管理センター)の見解を紹介しています。「頻繁に手をきれいにすることはマスク着用と同様、最も重要な新型コロナ対策の一つ。人々が実践すればウイルスの蔓延を食い止めることができる」。CDCは石けんや水が使えない時にアルコール含有率60%以上の手指消毒剤を使うように勧めていますが、EOの消毒シートはその基準を満たしています。
ちなみにEO Productsはフレンチラベンダーの精油入りのハンドソープ、ハンドクリーム、ボディローションなども販売しています。ハンドソープは日本のAmazon(https://amazon.co.jp/dp/B000F8FBTW/)などからも注文できるので、興味のある人は検索してみてください。
参照元:Alaska AIRLINES
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