世界中の航空路線に関する情報を集めたサイト「Routesonline」によると、イスラエルのエルアル航空は12月13日からテルアビブとアラブ首長国連邦(UAE)のドバイを結ぶ定期旅客便を週14往復で開設します。
アンマンやイスタンブールを経由せずに済む
エルアル航空がテルアビブ=ドバイ線を開設する背景には、イスラエルとUAEが国交を樹立し、民間航空分野での連携を進めてきたことにあります。テルアビブとドバイを結ぶ直行便は既にUAEの格安航空会社フライドバイ、イスラエルのイズレール航空、アルキア航空が開設済み、あるいは近日中の運航開始を予定しています。
テルアビブ=ドバイ直行便のフライト時間は片道4時間弱です。トラベルテクノロジー企業のSabreによると、テルアビブ=ドバイ間を移動する旅客はイスラエルの隣国であるヨルダンのアンマン、トルコのイスタンブールを主に経由していたとのこと。両都市間を乗り継ぎなしで移動したいと願っていた人々にとっては待望の路線開設です。
エルアル、エティハドとのコードシェア便運航へ
UAEのエティハド航空も2021年3月28日からアブダビ=テルアビブ直行便を1日1往復で開設すると発表しています。しかもエティハド航空はエルアル航空とコードシェア便運航開始を目指す覚書も署名済みです。イスラエルとUAE間の人の流れは今後加速度的に増えていくでしょう。
参照元:routesonline
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