ワインの産地へ!カンタス航空がシドニー=ミルデューラ線を開設

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オーストラリアのカンタス航空は11月下旬、南東部・ニューサウスウェールズ州のシドニーとビクトリア州のミルデューラを結ぶ直行便を週4往復(月・木・金・日)で開設しました。フライト時間は片道約2時間、使用機材は50席のダッシュ8(300シリーズ)です。

直行便の開設により、移動時間が約2時間短縮

ミルデューラはシドニーの西約830kmに位置しています。カンタス航空はシドニー=ミルデューラ線を3月に開設する予定でしたが、新型コロナウイルスの感染者数増加で延期に。豪州国内の1日当たりの新規感染者数が1桁になる日が増えてきた11月、ニューサウスウェールズ州とビクトリア州間の移動制限が撤廃され、ようやく開設が実現しました。

シドニーとミルデューラ間で直行便を運航するのは12月上旬時点でカンタス航空のみです。両都市間を移動する旅行者はこれまでビクトリア州の州都メルボルンを経由する必要がありましたが、直行便の開設により、移動時間が約2時間短縮されました。カンタス航空はメルボルン=ミルデューラ直行便も運航しています。

豪州=ニュージーランド間を除く国際線は運休中

ミルデューラはオレンジやブドウなどの農産物の栽培が盛んで、ワインを楽しめる場所がたくさん存在します。ミルデューラとその周辺はアウトドア好きを惹きつける地域でもあり、釣りスポットやゴルフ場が点在しています。また、ピンク色の湖が豪州にはいくつかありますが、ミルデューラが最寄りの町になるマレー・サンセット国立公園にもインスタ映えする湖があります。

カンタス航空は12月上旬現在、豪州=ニュージーランド間を除いて国際線定期便を運休しています。豪州への入国が原則禁止されている現状が改善され、日本からミルデューラのような地方都市を訪れることができる日が一日も早く来ることを願わずにはいられません。

参照元:QantaNewsroom

 

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