フィリピンの格安航空会社(LCC)、セブパシフィック航空は今冬、首都マニラの空の玄関口であるニノイ・アキノ国際空港第3ターミナル内の施設で、新型コロナウイルス抗原検査の提供を開始しました。
搭乗便出発の数時間前に空港へ。結果は30分で判明
厳しい新型コロナウイルス対策を打ち出しているフィリピン政府は、国内線の乗客に対し、旅行に必要な書類の提出・携行を義務付けています。旅行に必要な書類は目的地の地方自治体ごとに異なります。例えばマニラからジェネラルサントスに向かうなら、移動証とPCR検査または抗原検査の陰性証明書が必要です。
セブパシフィックが提供する抗原検査は予約なしで利用できるため、陰性証明書が必要な人は搭乗便出発の数時間前に空港に到着すればOKです。抗原検査はウイルスの検出感度でPCR検査に劣るものの、30分以内に結果が判明します。検査料金は700フィリピンペソ(約1500円)と格安です。
抗原検査の陰性証明書で搭乗できる便は限られている
新型コロナウイルス抗原検査の陰性証明書があれば、マニラからジェネラルサントス、ブトゥアン、ディポログ、パガディアン行きのフライトに搭乗できます。セブパシフィックは1月上旬現在、マニラ発着の国内線約30路線を運航しています。
ちなみにフィリピン国内の新型コロナウイルスの新規感染者数は、8月に6000人台まで増加したものの、1月には1000人を下回る日が続くなど、減少傾向にあります。
参照元:Cebu Pacific Air
https://cebupacificaircorporate.com/pages/news.aspx?id=1294
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