人生に役立つヒントを短編ドラマ形式で紹介する米国のDhar Mann STUDIOSは今春、「Chef Kicks Out Homeless Customer」と題した9分13秒の動画をYouTubeで公開しました。字幕付きなので、英語が苦手な人も楽しめる作りになっています。
「星」に夢中のオーナー、ホームレスを雑に扱う
約9分のドラマはレストランのオーナー、ジョバンニが厨房にスタッフを集めるところから始まります。オーナーは格付け会社から授与された星型トロフィーを掲げ、「これが繁盛の要因だ」と熱弁。料理人から「繁盛している割に自分たちの待遇が良くない」と訴えられますが、オーナーは「仕事があることに感謝すべき」「今日は調査員が来る。2つ星を獲るぞ」と聞く耳を持ちません。
場面はレストランの受付に切り替わり、ホームレス風の中年男性が入店してきます。男性に対し受付係はにこやかに対応しますが、ジョバンニは彼を露骨に嫌がります。その直後、身なりを整えた女性が店に入ってくると、オーナーは彼女が格付け会社の調査員と確信し、男性を面と向かってホームレス呼ばわりして店の隅に追いやります。受付係は男性に謝罪し、席に案内します。
レストランでメモを取る女性、「星」をねだられるが
ジョバンニは調査員とおぼしき女性をオーナー直々に出迎えます。オーナーの登場を少し不審がる女性に対し、彼は「私どもはすべてのお客様に敬意を払います。なぜならお客様(に敬意を払うこと)が成功の秘訣だからです」と説明します。話を聞いていたホームレス風の中年男性は呆れ顔。女性は「メモを取っても構いませんか」とオーナーに尋ね、彼を喜ばせます。
ジョバンニが調査員とおぼしき女性に付きっきりで接客していると、ホームレス風の中年男性は注文時などに「すいませんが」と度々大声を出します。オーナーは怒りを押し殺しながら「調査員が見ていなかったら、ここから叩き出していたぞ」と凄みます。その後、オーナーはメモを取る女性に2つ星をねだりますが・・・続きは動画(youtube.com/watch?v=XnPxFqtnhBY)で。
最後に全編英語のドラマの視聴に役立つヒントをいくつか載せておきます。I’ll be taking thisは「これは持って帰る」、Business cardは「名刺」、Pay really wellは「本当に良い額の給料を支払う」です。
参照元:YouTube