カタール航空、ドーハとナイル川の合流点・ハルツーム結ぶ路線を再開

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中東のカタール航空は5月11日からカタールの首都ドーハとアフリカ北東部スーダンの首都ハルツームを結ぶ路線を週4往復で再開しました。フライト時間は約3時間30分。使用機材は2クラス254席のボーイング787ドリームライナーです。

中東のハブ空港からスーダンへ向かう選択肢が更に充実

ドーハ=ハルツーム線はスーダンの航空会社も運航しており、両都市間を移動する選択肢が増えます。しかもカタール航空は6月から1日1往復に増便する予定で、同社を頻繁に利用し、今夏以降にスーダンの首都行きの計画を立てている人には好都合です。中東のハブ空港では既にアラブ首長国連邦のドバイとアブダビからハルツームへ直行便が飛んでいます。

ハルツームは白ナイル川と青ナイル川の合流点南岸に広がる都市です。ナイル川を見られるだけでなく、ハルツームから車で4時間の場所にある世界遺産・メロイ島の古代遺跡群でピラミッドも見られます。宝島社の書籍『決定版 一生に一度は行きたい世界遺産150』によると、メロイ島の古代遺跡群は「エジプトも支配した古代黒人王国(クシュ王国)の遺跡」とのこと。

新型コロナ対策は格付け会社から太鼓判を押されている

カタール航空は路線の再開と新型コロナ対策の両方に力を入れていることをプレスリリースで強調しています。航空業界の格付け会社である英国スカイトラックス社は昨年11月からコロナ禍における空の旅の安全性で航空会社を格付けする「COVID-19 Airline Safety Rating」を更新していますが、カタール航空は世界で2番目に5スターを獲得しました。

参照元:Qatarairways

 

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