英国の航空路線情報サイト「Routesonline」によると、南欧のキプロス航空は9月10日からキプロスの空の玄関口であるラルナカ国際空港と英国のロンドン・ヒースロー空港を結ぶ通年運航路線を1日1往復で開設します。フライト時間は5時間です。
競合しているのは1社のみ。通年で運航される予定
ラルナカとロンドン・ヒースロー間を運航する航空会社は8月上旬時点でブリティッシュエアウェイズ(英国航空)のみです。英国航空もラルナカ線を毎日運航しており、キプロス航空の進出でロンドンからラルナカを目指す旅行者の選択肢が広がります。季節運航ではなく通年運航になった背景には新オーナーであるマルタのSJCグループの意向が働いています。
東地中海に浮かぶ島国キプロスと言えば、美しい海が広がるビーチや豊富なダイビングスポットが世界中の旅行者を魅了しています。1万年に渡る長い歴史と豊かな文化を有する島国には、9000年前の人々の集落跡「ヒロキティア」、古代ギリシャ・ローマの遺跡、東方教会の教会・修道院など、海辺以外にも訪れるべき場所がたくさんあります。
現在のネットワークはギリシャ・ロシアなど10地点
キプロス航空は8月上旬時点でラルナカからギリシャのテッサロニキ、イラクリオン、スキアトス、プレベザ、チェコのプラハ、ロシアのモスクワ・ドモジェドヴォ、サンクトペテルブルク、イスラエルのテルアビブ、レバノンのベイルート、マルタの10空港に乗り入れています。いずれの路線でも他社と競合しています。
参照元:Routesonline
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