ベルギーのブリュッセル航空は9月30日からブリュッセルとモロッコのマラケシュを結ぶ直行便を開設し、10月30日からブリュッセルとスペイン・カナリア諸島のランサローテ島、エジプトのフルガダを結ぶ直行便を再開します。
モロッコ最大の観光都市が路線網に加わるのは初めて
ブリュッセル航空は秋から冬にかけて太陽の日が降り注ぐリゾート地へ向かうフライトに一定の需要があると見込み、3路線を開設・再開します。ベルギー最大の航空会社によると、夏はスペインなどの南欧路線が人気だったとのこと。ブリュッセル航空は今夏前にスペインのアリカンテやマラガ、カナリア諸島のテネリフェ島やグラン・カナリア島線などを既に再開していました。
モロッコ最大の観光都市であるマラケシュがブリュッセル航空のネットワークに加わるのは初めて。運航便数は週2往復(木・日)で、フライト時間は3時間40分です。ブリュッセルよりも暖かく、しかも晴れの日が多いマラケシュは、雨が多いベルギーに暮らす人々にとっては、週末だけでも訪れたくなる場所です。
カナリア諸島線は再開だけでなく期間限定増便も実施へ
ブリュッセル航空は紅海(アフリカ大陸とアラビア半島との間にある海)に面するフルガダ線を週3往復(水・土・日)で1年半ぶりに再開します。フライト時間は4時間50分。旅行者からすれば、ブリュッセルからダイビングやシュノーケリングなどが盛んなエジプトの都市へ向かうフライトの選択肢が増えることになります。なお、フルガダはマラケシュ以上に雨とは無縁の場所です。
ベルギー最大の航空会社は10月30日から大西洋に浮かぶランサローテ島線も週2往復(木・土)で再開します。ブリュッセルからのフライト時間は4時間20分です。温暖で自然豊かなカナリア諸島には前述したようにテネリフェ島とグラン・カナリア島に乗り入れており、ベルギーの学校の冬休み期間は両島へのフライトが増便されます。