このニュースを取り上げる日本メディアはそう多くないでしょう。欧州ルクセンブルクの航空会社、ルクスエアは9月30日からアラブ首長国連邦(UAE)のドバイ線を週2往復(月・木)で運航を開始し、2022年5月21日からはドイツのズュルト島線を週1往復(土)で開設します。
白い砂浜が広がる北海沿いのリゾート地へ
ルクスエアがドイツ最北の島・ズュルト線を開設することは、今夏運航したドイツ北部・バルト海に面したロストック、ウーゼドム島(ヘリングスドルフ)線が好評だったことと無関係ではありません。欧州主要空港から小国ルクセンブルクを訪れ、それから白い砂浜が広がる北海沿いのリゾート地まで飛ぶという選択肢は、静かな場所でのんびり過ごしたい旅行者には魅力的です。
ルクスエアはルクセンブルクとドバイを6時間30分で結びます。ドバイ線を開設した背景には、東京五輪と同様、1年延期となったドバイ国際博覧会(ドバイ万博)の存在があります。万博期間中(22年3月31日まで)にビジネスクラスを利用するか、フライトとホテルのパッケージを申し込むと、万博の入場券が手に入ります。
ルクスエアは欧州主要空港に乗り入れている
ルクスエアは10月現在、デンマークのコペンハーゲン、フランスのパリ(シャルル・ド・ゴール)、イタリアのローマ(フィウミチーノ)、ドイツのミュンヘン、オーストリアのウィーンといった欧州の主要空港だけでなく、観光・リゾート地最寄りの小規模空港まで幅広く乗り入れています。ちなみにルクセンブルク=ズュルト島、ドバイ間を運航する航空会社は他にありません。
参照元:Juxair
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