エールフランス航空は今冬、世界182都市に乗り入れます。パリ(シャルル・ド・ゴール)を中心とするネットワークに新たに加わったアフリカ・欧州の都市、新型コロナウイルスワクチン接種率の上昇などによりネットワークに戻ってきたアフリカの都市を今回は紹介します。
タンザニアのザンジバル島線を開設したばかり
エールフランスは10月からパリ(シャルル・ド・ゴール)と東アフリカに位置するタンザニアのザンジバル島を結ぶフライトを週2往復で開設しました。フライトはタンザニアの隣国・ケニアの首都ナイロビを経由するため、フランスの空の玄関口からインド洋に浮かぶリゾートアイランドまでの所要時間は約11時間かかります。
11月からはパリ(シャルル・ド・ゴール)と西アフリカの小国ガンビアの首都バンジュールを結ぶ直行便が週4往復で開設されました。フライト時間は約6時間です。パリとバンジュール間を運航する航空会社は他になく、太陽・ビーチ・野鳥・ホスピタリティを満喫できる国を目指す旅行者には吉報に違いありません。ちなみに11月から3月までのガンビアは過ごしやすい乾季です。
フィンランドのロヴァニエミ線の季節運航実施へ
エールフランスは今秋、コロナ禍で運休となっていた複数のアフリカ路線を再開しました。パリ(シャルル・ド・ゴール)とセーシェルのマヘ島、南アフリカのケープタウン、モーリシャスのポートルイスを結ぶ路線などです。ちなみに「Our World In Data」によると、フランスの全人口の68%超が新型コロナワクチンを2回接種しています(11月14日時点)。
航空連合「スカイチーム」の一翼を担う航空会社はパリ(シャルル・ド・ゴール)発着の欧州路線も拡充します。11月からスペイン・カナリア諸島のテネリフェ島線を週2往復、12月4日からはフィンランド・ラップランドのロヴァニエミ線を週2往復で開設します。ロヴァニエミ線は来年3月5日までの季節運航路線となりますのでご注意を。
参照元:AirFrance