スマホ時代にうってつけの“繰り返し使えるスマートノート・手帳”を次々と生み出す米国のRocketbook社は今冬、情報カード(インデックスカード)型の「Rocketbook Cloud Cards」を発売しました。
ノートをスキャンすれば、各種フォーマットで保存可
まずはRocketbook社のスマートノートについて説明します。合成紙製のノートにフリクションペンが付属しており、ノートに書かれたペンのインキは付属のマイクロファイバータオルと少量の水で消えるので、ノートを消費せずに済みます。さらに専用アプリを起動し、ノートをスキャンすると、JPG・PDF・GIFいずれかのフォーマットで各種クラウドサービスに送信できます。
スマートノートをスキャンしたファイルをクラウドサービスに送っておけば、ノートを紛失したとしても、そこに書いた文字・絵・図はアプリやクラウド上で簡単に見つけられます。しかも各サービスの検索窓にキーワードを入力すると、そのキーワードを含むファイルがヒットします。これはスキャン時に手書きの文字がきちんと読み取られているからです。まさにスマホ時代にうってつけ。
手描きの単語カードをスマホ上に出現させることも
既に記しましたが、「Rocketbook Cloud Cards」はノートではなく情報カードの形になっています。縦7.6×横12.7cmのカードの表面は点線ノート用紙タイプで、箇条書きでメモするのに便利です。筆者的にはレシピの書き出し・保存にうってつけだと思います。一方、裏面はドット方眼紙タイプなので、化学式などを書くのに適しています。
カード型であり、表裏に記入できるということは単語カードとしても使えることを意味します。しかもカードをスキャンすれば、スマホ上に単語カードが出現します。ただし1セット最大80枚なので、すべてに書き込むと、いちいち水で消さなければなりません。それでも興味深い商品であることに違いないので、関心のある方はこちらをご覧下さい
<参考元>ROCKTBOOK