ウィズエアー・アブダビ、南アジア線新設へ 目的地はスリランカ・マッタラ

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アラブ首長国連邦(UAE)の格安航空会社、ウィズエアー・アブダビの路線網拡大が止まりません。4月下旬からアブダビとヨルダン2都市を結ぶ路線を相次いで開設し、6月1日からはアブダビとスリランカのマッタラを結ぶ路線の運航も開始します。

アブダビ=マッタラ間で競合する航空会社はなし

ウィズエアー・アブダビはアブダビ=マッタラを結ぶ路線を週3往復(月・水・金)で運航します。フライト時間は約5時間。エティハド航空とウィズエアーのフライトを利用して成田からマッタラへ向かう場合、アブダビ到着は夜遅く、アブダビ出発は昼過ぎと、乗り継ぎの接続はやや微妙です。

アブダビとスリランカ最大の都市コロンボ間はエティハド航空などが運航していますが、車で1時間圏内に複数の国立公園があり、国内屈指のビーチも近いマッタラまでアブダビから直行便を飛ばすのはウィズエアー・アブダビのみとみられます。同社が南アジア路線を開設するのも初です。

ヨルダン2路線は週2往復。ロシア線の今後は…

ウィズエアー・アブダビは4月28日からアブダビとヨルダンのアカバ、30日からアブダビとヨルダンの首都アンマンを結ぶ直行便を週2往復ずつ開設します。ヨルダンと言えば、プカプカ浮かぶことができる死海や新・世界七不思議の一つであるペトラ遺跡が有名です。

ウィズエアー・アブダビはここ数カ月でアブダビとアゼルバイジャンのバクー、ロシアのモスクワ(ブヌーコボ)線などを開設してきました。しかしウィズエアーは4月上旬、ロシア発着便をすべて10月末まで欠航すると表明しています。

<参考元>WizzAir

 

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