A4印刷を頻繁に行う方は興味が湧くかも。中国発、オプションを取り付ければA4カラープリンターにもなるハンディープリンター「Print X」の先行販売プロジェクトが今春、米クラウドファンディングサイト「Kickstarter」で公開され、15万ドル(約1900万円)も集めています。
紙以外のモノに好きな文字・画像をプリントできる
「Print X」の基本構造はキューブ型の本体+カラーインクカートリッジ+USB-Cケーブル。本体はWi-FiとBluetoothに対応しており、スマホ・タブレット・PCでの操作で簡単にプリントできます。そして注目はオプション、すなわちA4カラー印刷を可能にするA4エクステンションです。
ハンディープリンターとしての「Print X」に注目すると、コンパクトさ(1辺約6cm)と軽さ(144g)でライバル機種を凌駕しています。紙以外のモノ(布地・木材・プラスチック)に好きな文字・画像をプリントできるので、自分好みのアパレルやインテリアを容易に生み出せます。
A4プリンターとして使うなら「サブ機」が妥当?
A4モバイルプリンターとしての「Print X」はサブ機としてなら魅力的です。インクカートリッジ1個の印刷可能枚数がA4用紙150枚というのはやや物足りないもので、カートリッジが一体型というのも注意が必要。一方、エクステンションがA5・A6にも対応している点は評価できます。
HP製インクカートリッジの互換性が示唆されている「Print X」の先行販売プロジェクトは4月中旬時点で1000人近くから支援を得ています。将来的にはキューブ型の本体がラベルプリンターの一部としても使えるようになるとのこと。今後の展開が楽しみなハンディープリンターです。
<参考元>Kickstarter
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