靴を履いた足になるべく負担がかからないようにすべく、注文者の足に合わせて作られる3Dプリンター製インソール「AiFeet Bespoke」の先行販売プロジェクトが今春、米クラウドファンディングサイト「Kickstarter」で1400人から7.7万ドル(約980万円)を集めました。
3Dセンサー搭載のiPhoneで足をスキャン
インソールとは靴の中で足の裏に直接あたる部分のことを指します(靴メーカーのムーンスター公式サイトより一部引用)。インソールが足にあまりに合っていないと、かかとや足裏を痛めることになるなど、さまざまな問題が生じる可能性があります。
「AiFeet Bespoke」は現時点で3Dセンサー搭載のiPhoneユーザーしか注文できません。製作までの流れですが、プロジェクト終了後に送られるアクセスコードからアプリをインストールし、インソール製作に必要な情報を入力します。そしてiPhoneを床に置き、足をスキャンします。
通気性や衝撃吸収性に優れる上、手入れも簡単
スニーカー、革靴、ブーツ、ハイヒールのどれにも合う「AiFeet Bespoke」は格子状のラティス構造になっており、通気性や衝撃吸収性に優れています。インソールの中は空洞なので、サッと水洗いできる上、素材そのものも細菌やニオイから足を守るものになっています。
靴の中を快適にする「AiFeet Bespoke」の先行販売プロジェクトで注意すべきは、足のスキャンを必要としない、安価なBasicタイプと混同しないことでした。今後ですが、多くの支援者を抱えているだけに、きめ細やかな対応ができるかどうかも気になるところです。
<参考元>Kickstarter
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