アラブ首長国連邦(UAE)のエアアラビア・アブダビは6月15日からアブダビとトルコ北東部のトラブゾンを結ぶ直行便を週1往復(水)、アブダビとボスニア・ヘルツェゴビナの首都サラエボを結ぶ直行便を週1往復(水)で開設します。いずれも夏季限定運航です。
アブダビとトラブゾンを結ぶ唯一のフライトに
アブダビ=トラブゾン間に直行便を飛ばす航空会社は他になく、黒海沿岸の都市でのんびりしたい方にとってエアアラビア・アブダビの乗り入れは朗報でしょう。トラブゾンは海に面していながら、山々に囲まれた台地も広がっており、その中にあるスメラ修道院は人気の観光スポットです。
今夏、アブダビ=サラエボ間に直行便を飛ばすのはエアアラビア・アブダビを含めて2社の格安航空会社(LCC)となり、ボスニア・ヘルツェゴビナの首都を目指す方はフライトの選択肢が増えます。サラエボは5月に死去したサッカー日本代表元監督、イビチャ・オシム氏の故郷です。
アブダビのLCCはネットワークを順調に拡大
エアアラビア・アブダビは5月にアブダビとバーレーンの首都マナーマ、インドのムンバイ、アフマダーバードを結ぶ3路線を開設したばかりです。2020年7月の就航以来、アブダビに本拠を置くLCCの乗り入れ都市数は20都市以上まで増えています。
なお、日本とアブダビを結ぶ航空会社・路線は6月上旬時点でエティハド航空の東京(成田)=アブダビ直行便しかありません。運航便数は週5往復、成田発のフライト時間は約12時間です。
<参考元>AirArabia
この記事をシェア