香港発、普段使いできるウインドブレーカーとしても、自然の中で身動きが取れない時に体を守るエマージェンシージャケットとしても使える「Nomad(e) Jacket」の先行販売プロジェクトが今夏、米クラウドファンディングサイト「Kickstarter」で成立しました。
暗い場所で発見されやすくする反射材が3枚も
エマージェンシージャケット(EJ)とは厳しい天候下で道に迷った・立ち往生した時に生き残る可能性を高めるものです。プロジェクト実行者のGraphene-Xはナイロンなどに丈夫で軽いグラフェンを練り込んだ衣服のクラファン実績が豊富で、EJは「満を持して」の感があります。
「Nomad(e) Jacket」の特長のうち、「雨を通さない防水性」「高通気性」「完全な耐風性」「体の熱を逃がさない断熱材」は珍しいものではありません。しかし暗い場所で身動きが取れなくなった時、発見してもらいやすくする反射材が埋め込まれているジャケットは稀です。しかも3枚も。
サイズが合わなかった時は送料負担で交換できる
風雨に強く、首元に収納可能なフードを備え、反射材まで付いている「Nomad(e) Jacket」ですが、その割に220gと軽量です。しかも背中のポケットにジャケットを詰め込んで小さくできます。着たい時にサッと着られる点、脱いだ後の持ち運びやすさに魅力を感じる人は多いはずです。
自然に繰り出す時も近所を走る時も着られる、「これ一枚あれば安心」な軽量ジャケットの先行販売プロジェクトは1199人から203万香港ドル(約3500万円)を集めました。ちなみにサイズが合わなかった時は、最寄りの倉庫までの送料を自分で負担すれば、交換に応じるとのこと。
<参考元>Kickstarter
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