それなりにかさばる便利グッズがミニサイズになりました。米国発、ジーンズのコインポケットに入るほどコンパクトな拡大鏡「Neo-Spec」の先行販売プロジェクトが今夏、米クラウドファンディングサイト「Kickstarter」で300人から2万8958ドル(約390万円)を集めて成立しました。
表面の突起をスライドさせるとレンズが出現
見た目が拡大鏡らしくない「Neo-Spec」の折りたたみ時サイズは7.0×2.6×0.6cmで、家の鍵と並べても大差ない大きさです。超コンパクトな拡大鏡の端にはキーホルダーに取り付けるための穴が開いており、鍵とまとめて持ち運ぶこともできます。
「Neo-Spec」の隠されたレンズを表に出すには、拡大鏡表面の突起をカチッと音が鳴るまでスライドさせる必要があります。レンズの倍率は5倍で、本や新聞を読むのには不向きですが、その他の一般的な使い方に加え、宝石鑑定や時計修理などの専門的な使い方にも対応しています。
切手やコイン表面の美しさを楽しみたい人にも
ポケットに入れて持ち運べる「Neo-Spec」が役に立つ時は、指に刺さったトゲを抜く時、紙の取扱説明書の小さな文字を読む時、植物や虫や石を観察する時などです。機械の修理を余儀なくされた時にも使えるはずです。また、切手やコイン表面の美しさを楽しむのにも向いています。
コンパクトな板状拡大鏡の素材は傷が目立ちにくい加工が施された「チタン」とカラーバリエーション豊富な「アルミニウム」から選べます。前者は防弾性能を有するほど頑丈で、後者はより安価で軽量(26g)です。プロジェクトページを読むと、武骨なチタン製を好む人が多いようです。
<参考元>Kickstarter
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