欧州の格安航空会社(LCC)、ウィズエアーは今秋、サウジアラビアに初就航し、東部ダンマームとイタリアのローマ、オーストリアのウィーン、アラブ首長国連邦(UAE)のアブダビを結ぶ3路線を開設します。
サウジは3年前から観光ビザの発給を開始
サウジアラビアは観光客の入国を厳しく制限していましたが、2019年から日本人を含む外国人観光客にビザの発給を開始しました。それに伴い、航空各社がサウジと海外を結ぶ路線を開設する中、同じ中東のUAEにも拠点を置くウィズエアーが遂にイスラム教発祥の地に就航します。
ウィズエアーは9月28日からローマ(フィウミチーノ)=ダンマーム線を週2往復で開設します。イタリアの首都からアラビア湾に面した都市を訪れる観光客は、街並みがローマと対照的なことにすぐに気付くでしょう。ダンマームには現代的な公園、テーマパーク、ホテルが点在しています。
ダンマームは温暖な観光地。冬はキャンプも
ウィズエアーは9月30日からウィーン=ダンマーム線を週2往復で開設します。運賃は格安の39.99 ユーロ(約5500円)からです。ダンマームは年中太陽が降り注ぐ観光地であるため、冬は寒い中欧から旅行者が多く訪れるとみられます。
11月1日から週4往復で運航されるアブダビ=ダンマーム線はアウトドア大好きの外国人旅行者に人気の路線になる可能性を秘めています。というのもサウジアラビア政府観光局が冬のダンマーム周辺地域でのおすすめのアクティビティに「キャンプ」を挙げているからです。
<参考元>wizzair
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