ウソみたいな話ですが、好きな人とのビデオ通話中にハグされている感覚を味わえるペアクッション「Tangible」の先行販売プロジェクトが今秋、米クラウドファンディングサイト「Kickstarter」で公開されました。
多幸感に満ちたビデオ通話になるはず
「Tangible」にはタッチセンサーが内蔵されており、好きな人とビデオ通話をしながらクッションを抱き締めると、相手にハグされている感覚に似た振動を届けられます。もちろんペアクッションを持つ二人がスマホに専用アプリをインストールし、ネット環境を整えていることが大前提です。
遠距離恋愛の相手とのビデオ通話は楽しいですが、好きな人に触れられないもどかしさもあるはずです。このペアクッションを上半身に装着しておけば、抱き締める感覚を相手に届けることも、抱き締められる感覚を相手から届けてもらうことも可能。多幸感に満ちた時間を共有できそうです。
温もりもシェアできるヒートパッド入り
「Tangible」プロジェクトのリーダーはコロナ禍の最中、母をガンで亡くしました。「家族と病院で会えずに辛い思いをしている人々を何とかしたい」という熱意が魔法のようなクッション開発の原点で、温もりも共有できるヒートパッドをクッションに入れたのは母への思いの強さからでしょう。
ハグの強さも長さも調節可能なクッションの先行販売プロジェクトは目標金額の1.5万ドル(約220万円)の調達に成功しました。ちなみに体全体を包み込む8の字型の「フルサイズ」と首回りを囲むマフラー型の「ミニ」の2種類がありますが、やはり前者の方が人気です。
<参考元>Kickstarter
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